この前、クイーンの全アルバム・ランキングというのを敢行いたしました。
私の溢れんばかりの文才クイーン愛のおかげか、ご好評いただけて嬉しい限りですが、まだまだ物足りない訳ですよ私としては。今回もクイーンに関する記事です。
突然ですけど、イギリスで史上最も売れたアルバムって何かご存知ですか?実はクイーンの『グレイテスト・ヒッツ』なんですよね。ザ・ビートルズでもオアシスでもなく。
これはイギリス人がクイーン大好きという事実の他に、クイーンが「ベスト盤」にこれ以上なく適したバンドだということの証拠だとも思うんですよ。何しろ曲がいい。メンバー全員が曲書けて、それぞれにヒット曲を持っているバンドなんて他に聞いたことがありませんから。
ただ、それゆえに「クイーンはベストで十分!」なんてことを言う何を考えているかわからない音楽ファンもいる訳ですが。それはこの前紹介したアルバムを聴けばいとも容易く論駁できるんですけど、それはそれ。
クイーンは楽曲単位で見ても十分に語れる、そのことを証明するかのように今回はクイーン名曲ランキングを敢行しましょう。全曲となると誰もついてこれなくなるので、TOP50という形式でお送りします。
で、先に断っておきたいのが。タイトルにもある通り、今回のランキングの選考基準は「独断と偏見と愛」です。一般的知名度やバンドのレガシーにとっての重要度は全て無視しています。つまり、あれやこれやを当たり前のように選外とした、たいへん納得度の低いものになっているかと思います。
それでもいいという方に限り、あるいは読破した上で文句をつけたいという私好みの厄介なクイーン・ファンの方に限り、ご覧になっていただきましょう。ピエールの選ぶクイーン名曲ランキング、いざ参ります。
50〜41位
第50位 “Liar”
1stアルバム『戦慄の王女』に収録された、初期クイーンの方向性を決定づける大作『ライアー』です。
楽曲としては「無茶苦茶エレガントになったレッド・ツェッペリン」ってな感じでしょうか。クイーンの楽曲としては最もヘヴィで70’sハード・ロックの流儀に忠実な例ではあるんですけど、如何せんグラマラスで。かと言ってグラム・ロックの退廃の気配も希薄で、煌びやかなんですよね。
あと、これは1stでしか感じられない個性なんですけど、アンサンブルがハード・ロック的でね。ジョン・ディーコンのベースをフィーチャーした楽曲なんて、ファンクの時期に突入するまでほぼない訳ですし。イントロのドラムのプレイも如何にもハード・ロックという感じで。
第49位 “Princes Of The Universe”
アルバム『カインド・オブ・マジック』のフィナーレを飾るロック・チューン、『プリンシス・オブ・ザ・ユニヴァース』。PVもあるんですけどライヴでは演奏されず仕舞いに終わった不遇の名曲です。
スタジアム・ロック的な気迫とスケール感、そしてクイーンお得意のポップネスの調和というのがこのアルバムの妙味なんですけど、それを端的に表現できている楽曲なんですよ。メタル的なヘヴィネスもしっかりあって、ギター・ソロなんてブライアン・メイらしからぬ攻撃性があります。
なのに何故か優美で壮大。メタルっぽいのにクイーンにしか聴こえない。そのバランス感覚を保てるのはやはりフレディ・マーキュリーを置いて他にはいないでしょうね。後期にはコンポーザーとしての存在感が低迷したマーキュリーの、渾身の1曲といった感じです。
第48位 “Who Needs You”
「作曲家としてのジョン・ディーコン再評価委員会」(今設立しました)会長の私としては是非とも推してやりたい曲です。『世界に捧ぐ』収録の『恋のゆくえ』。
この曲にポール・マッカートニーを感じるのは私だけでしょうか?アコースティック・ギターを主体とした可愛らしいバラードという共通点だけじゃなく、メロディから滲み出る普遍性、名曲のオーラがもうマッカートニー御大のそれと比べても遜色ないくらいよくできているんですよね。
もっともクイーンの楽曲ですから、マーキュリーはこれでもかとしっかり歌い上げるし、サウンドのスケール感も大きくはなるんですけど。たらればですけど、ディーキーがクイーンに入ることなく、もっとシックなロック・バンドに加入していればバンドの代表曲くらいにはなったんじゃないかな。それくらいいい曲です。
第47位 “All Dead, All Dead”
今後幾度となく登場するであろう「ブライアン・メイの卑怯なバラード」というカテゴリ、そこに属する1曲です。アルバム『世界に捧ぐ』より『オール・デッド』。
『世界に捧ぐ』というアルバムが持つシンプルなロックとしての特徴を受け、クイーンっぽいゴージャスなサウンドはやや控えめなんですよね。コーラスも出てくるもののクイーンにしては抑制されているし、あくまでピアノの弾き語りによるダークなバラードという仕立てです。
ただ、間奏のギター・オーケストレーションはもう流石のブライアン・メイとしか言えない派手さですね。楽曲の沈鬱なムードに寄り添った結果、まるでモーグ・シンセサイザーのような神秘的な分厚さが生まれています。こういうサウンドの構築論ができるギタリスト、ブライアン・メイくらいでしょうね。
第46位 “My Fairy King”
アルバム・ランキングの方で1stに関して「マーキュリーの作曲が精細に欠ける」という手厳しい意見を出しましたが、この曲は例外です。『マイ・フェアリー・キング』ですね。
4分そこそこに閉じ込められた多彩なアイデア、それを極めてファンタジックに、そして大上段に披露するあけすけなポップネスがもうフレディ・マーキュリー節全開です。それでいて演奏の部分ではかなり70’sのUKロック耽美派に接近した作りになっているのが1stらしい。
なかなか見落とされがちな楽曲だとは思うんですけど、時系列で追っていくと『キラー・クイーン』や『ボヘミアン・ラプソディ』に繋がるフレディ・マーキュリーの作曲の特異性の原点ってこの曲なんじゃないでしょうか。『ライアー』よりむしろ『マイ・フェアリー・キング』。
第45位 “Friends Will Be Friends”
『カインド・オブ・マジック』収録の『心の絆』。マーキュリー/ディーコンという『ホット・スペース』以来続く最高のポップス・タッグによる渾身のナンバーですね。
この楽曲、ディーキーがメインで作曲したものをマーキュリーが手直しして生まれたんですが、それ故に共作扱いとなっています。このタッグ、本当に素晴らしいポップスを生み出すんですよね。特にこの曲は。80’s中後期に開花するマーキュリーの歌唱のタフネスな成分に注目した雄大なメロディが堪らない。
マーキュリー生前最後のツアーとなった「マジック・ツアー」で、この楽曲が『ロック・ユー』と『チャンピオン』の間に挟まる形で演奏されたのもいいじゃないですか。この驚異的なアンセムと並び立つ強度の楽曲だとクイーン側が理解しているし、それを誰あろうディーキーが作ったというのがね。
第44位 “You And I”
『華麗なるレース』より『ユー・アンド・アイ』。この楽曲も「作曲家としてのジョン・ディーコン再評価委員会」としてはスポットを当てていきたいですね。
困ったらコーラスと転調でなんとかするのはクイーンのお家芸で、それが毎回見事に作用しているのがニクい部分でもあるんですが、この楽曲はそういう細工に乏しいレアな一例です。ディーキーの実にキュートなメロディと、それを引き出すマーキュリーの歌唱、ここにスポットを当てていますね。
マーキュリー/ディーコンというのは80’s以降のクイーンにおける最重要タッグなんですが、その片鱗が見えた最初の楽曲だと思います。本当に、ディーキーの作曲って「クイーンらしくない」のに、フレディ・マーキュリーにしか歌えっこない、絶妙なメロディなんですよ。
第43位 “Sail Away Sweet Sister”
「クイーンの隠れた名曲」というランキングを作るならこれを1位にしてやりたいですね。『ザ・ゲーム』に収録された名バラード、そして「『セイヴ・ミー』じゃない方」、『スウィート・シスター』です。
ブライアン・メイの卑怯なバラード群に位置する楽曲なんですが、この曲ではメイン・ヴォーカルもメイが担当しています。この曲を聴けば、もしフレディ・マーキュリーがいなければブライアン・メイってシンガーとしても成功しただろうな……と思えてきます。それくらい繊細で、メロディに寄り添ったいい歌唱。
ただ、ブリッジ部分で色気と高慢さを遺憾なく振りまきながら登場するマーキュリーの歌声、これがズルイのなんの。メイの素朴な歌声をよく理解した上で、そこに正反対の歌声をぶつける効果を100%理解してるんです。こういうことを難なくできちゃうメイの作曲のクレバーさ、そしてクイーンのレンジの分厚さって本当に特異ですね。
第42位 “I’m In Love With My Car”
『オペラ座の夜』収録のテイラーらしいヘヴィ・ロックですね。映画『ボヘミアン・ラプソディ』では愛車を女性に見立てた歌詞の稚拙さで一悶着起こしていましたね。「コーヒー・マシーンはやめろ!」の件です。
初期クイーンにおける作曲家としてのテイラーって、どうしても浮きがちなんですよ。なまじヘヴィでラウド、そしてドライなロックなもんだからマーキュリー/メイの天井知らずのスケール感との食べ合わせがあまりよろしくない。ただこの曲に関しては、ゴージャスなコーラスがたっぷり導入された絢爛豪華なハード・ロックですね。
ヴォーカルもテイラーが担当していて、ライヴではドラムを叩きながらしゃがれたハイ・トーンで熱唱するのがお決まりになっていましたよね。1981年のモントリオール公演の映像が私とクイーンの出会いなんですけど、この曲をプレイするとびきりハンサムなテイラーの姿に男ながら腰砕けになったのを今でも覚えていますし、彼に憧れてドラムを始めましたから。私個人にとってもすごく大事な1曲です。
第41位 “I Want To Break Free”
イギリスのみならず南米諸国でもヒットを記録した、ディーキーの名曲『ブレイク・フリー(自由への旅立ち)』。如何にも80’sクイーンらしいポップスですけど、こういうのを書いているのがジョン・ディーコンだという事実は見落としてほしくないですね。
ぶっちゃけこの頃のポップスづいているクイーン、そこまで得意ではないんですけど。ただこの曲は「正統派ポップス」が実は誰よりも得意だったジョン・ディーコンの作曲ということで、チャラついた印象の薄いしっかりした楽曲に仕上がっています。
シンセサイザーの使い方も巧みだと思うんですよ、あくまでさりげなくて。ほら、クイーンって「さりげなさ」を演出するのが苦手なバンドじゃないですか。そこはディーキーの気配りの賜物で、あくまでフレディ・マーキュリーのプレゼンスを主役にしつつ、時代にマッチしたサウンドを構築する。かなりクレヴァーな作曲なんですよ。
40〜31位
第40位 “Nevermore”
ああいい曲だ……傑作『クイーンII』に収められたあまりに儚いピアノ・バラード、『ネヴァーモア』。
『フェアリー・フェラーの神業』と『ブラック・クイーン』という並外れた情報量の2曲に挟まれたアイスブレークとしてあまりに最適です。1分半にも満たない、クイーンの楽曲としては最もコンパクトなフォーマットの中で、これでもかと美しいメロディを披露しています。
それでいてコーラスが生み出すドラマチックなスケール感、これはもう「初期クイーン」としか形容できない素晴らしさですね。この曲に関してはアルバムの中で聴くことでより真価を発揮するタイプですかね。順位としては低めなのも、ある種この曲への賞賛でもありますから。
第39位 “In The Lap Of The Gods… Revisited”
名盤『シアー・ハート・アタック』のラストを飾る『神々の業(リヴィジテッド)』。B面のオープニングも同名ですけど、楽曲としては『リヴィジテッド』とまるっきり別物です。
『伝説のチャンピオン』という完全無欠のクロージング・ナンバーが生まれるまで、クイーンのギグのフィナーレを飾り続けたバンドのキャリア初期にとっての重要な曲ですよね。方向性としては極めて壮大で雄渾、かつドラマチックなピアノ・バラードです。
高らかなコーラスで無理やりシンガロングを巻き起こす。このクイーンらしい力技のポップネスがよくわかる楽曲なんですよ。ここまであけっぴろげに合唱を要求する曲って、パッと思いつくのだと『ヘイ・ジュード』くらいで。そういう面食らうほどの大衆性を兼ね備えたロックの作曲という意味で、フレディ・マーキュリーらしいナンバーと言えると思います。
第38位 “You Take My Breath Away”
超弩級の名曲を量産した70’sのフレディ・マーキュリーですけど、「隠れた名曲」ってのも一定数あって。その最たる例がこの『テイク・マイ・ブレス・アウェイ』です。
うっとりするピアノ・バラードで、マーキュリーのナルシシズムがダダ漏れでね。クラシックのピアノ・ソナタをそのままポピュラー音楽に翻訳したかのような美しさがあります。バレエ音楽やオペラ、クラシック音楽に造形の深いマーキュリーならではの技法ですね。
コーラスの効果も実にドラマチックでシアトリカルで。この時期になるとクイーンの華やかさを制御する術を覚えてくるんですけど、その抑揚のつけ方でいっても最も技巧的なんじゃないでしょうか。いわゆる「メロディ・メーカー」と呼ばれるコンポーザーの中でも、こんな異色のバラードを書けるのは彼くらいですからね。
第37位 “All God’s People”
最晩年のマーキュリーの作曲だとこれがベストだと思います。遺作となった『イニュエンドウ』収録の『神々の民』ですね。
オペラ歌手モンセラート・カバリェとのコラボレーション作品『バルセロナ』のために書かれた楽曲なんですけど、そちらへの収録は見送られ、クイーンの楽曲として制作された経緯があるんですよね。実は、カバリェとのデュエットで聴いてみたかったのが正直なところで。絶対素晴らしい楽曲になったはずなんですけど。
『イニュエンドウ』という作品で見せた煌びやかなUKロックへの回帰、その切り口で語ってもちょっと毛色が違うというか。ファンタジックな華やかさではなく、むしろ宗教的、祝祭的なタッチなんですよね。ここのところが面白い楽曲だと思います。
第36位 “Ogre Battle”
『クイーンII』の「サイド・ブラック」の開幕を司る『オーガ・バトル』。マーキュリーがここまでハード・ロック然とした楽曲を書いた例って実はそんなに多くないんですよね。そういう意味で貴重です。
逆再生のイントロというのがまずもってプログレ的でしょ?でもって、その逆再生に正しいギター・リフを重ねて、徐々に全体像が見えてきたタイミングでビートも正位置に戻る、このイントロの段階で如何に凝った作曲かお分りいただけるかと思います。
それでいてメロディは結構キャッチーなのも面白くてね。正直1stの段階ではマーキュリーの作曲ってちょっとボヤけている印象もあるんですけど、ここにきて以降『イニュエンドウ』まで貫かれる非凡なポップ・センスを獲得しています。それをこんなハード・ロックでやっちゃうのが彼らしいですけどね。
第35位 “In Only Seven Days”
ロシア民謡『一週間』のように、一週間での物語の移り変わりを歌ったディーキーの隠れた名曲。このフォーマットの楽曲、既にマーキュリーが『うつろな日曜日』でやってるんですけど、そこへのオマージュの意識もあったんでしょうかね。
もうこの曲はディーキーの愛らしいポップ・センスが爆発してますね。アコースティック・ギターの爪弾きにマーキュリーの愛嬌ある歌声、そしてごくごくスケールの小さい恋の物語。当然クイーンですから楽曲が進行するにつれてスケールは大きくなってしまうんですけど、その変化も控えめでね。
メイのギター・ワークもいいんですよね。ちょっとレトロな質感というか、アコースティックでこじんまりとしたこの楽曲に適切なレベルでの装飾として、しっかり理解が及んでいます。このバランスのよさというのがクイーンの理知的な才能ですよね。
第34位 “Lily Of The Valley”
『シアー・ハート・アタック』のA面ラストを飾るメドレー、その殿である『谷間のゆり』です。1stと2ndで見せた耽美的・ファンタジックな世界観としては最後の一例ですね。
上品なピアノ・バラードに豪奢なサウンドを重ねる、『ネヴァーモア』や『ドゥーイング・オールライト』でも見られた初期クイーンのバラードの典型なんですけど、そこにより子守唄のような嫋やかさと愛らしさがあるのが、さっきも言及したマーキュリーのポップ・センスの成長の証ですね。
2分にも満たないひっそりとした楽曲ですし、ライヴで演奏されたことも確かないんですけど、こういう曲にさりげなく隠れている彼の作曲センス、見落としてはいけないポイントです。
第33位 “Mustapha”
アルバム『ジャズ』のオープニングを飾る『ムスターファ』……ですけど、この曲ともすると「ネタ枠」に押し込まれがちなものだと思います。こんなにいい曲なのに。
というのも、開幕の「イィ〜〜ブラヒィ〜〜ム」がアラビア語のアカペラというふざけまくりなスタイルの楽曲だから。メロディももろ中近東チックでね。ワールド・ミュージックへの接近なんて高尚なものを感じさせないおちゃらけ感があります。
ただ、そのエキゾチックな旋律のインパクトに負けないダイナミズムがあるナンバーでもあって。演奏だけで見るならクイーンのハイライトと言ってもいい素晴らしいパフォーマンスだと本気で思っていますから。ディーキーがここまで派手にグリスするなんてこの曲くらいじゃないかな?
第32位 “Breakthru”
80’s中期くらいからロジャー・テイラーはコンポーザーとしてめきめき成長していきますが、彼が得意としたシンセ・ポップ的な方向性の最大の成果はこの『ブレイクスルー』だと断言できます。
とはいえ、イントロの明らかにクイーンしかやらないであろう華やかなアカペラ・ハーモニー、これはマーキュリーの仕業です。「お、初期っぽい曲だな」と思わせておいて、シンセ・ベースがブリブリに効いた爽快感溢れるポップスが始まるんですからね。
この曲を名曲たらしめているのは、やはりマーキュリーの歌唱でしょうね。とんでもなく爽やかで、80’s版の『ドント・ストップ・ミー・ナウ』と言ってしまっても大袈裟ではありません。もちろんそれはテイラーの魅力的な作曲あってのことですけど。
第31位 “One Vision”
『カインド・オブ・マジック』は中期クイーンの総決算として素晴らしい内容なんですが、それを象徴するのがオープニングのロック・チューン『ONE VISION ーひとつだけの世界ー』です。
優雅で壮大なシンセサイザーのイントロに始まり、そのスケールを切り裂くギター・リフ。そしてテンションMAXのマーキュリーの歌唱。どれも素晴らしくエネルギッシュで、スタジアム・ロックとしてこれ以上ない出来栄えです。
時代的にはLAメタル全盛期ですけど、かのムーヴメントへの呼応という側面もあるのかもしれませんよね。華やかでキャッチーなギター・ロックなんて、クイーンは最古参な訳ですから。ただこの曲はチャラついた印象なんてなくて、もっと骨太で貫禄のある仕上がりですけど。
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