音楽を聴く環境というのは人それぞれだと思います。自室でのんびりとオーディオで、通勤・通学中にイヤホンで、聴く時間帯や聴き方も本当に十人十色。
その中で、個人的に音楽鑑賞に最適なタイミングが入浴中なんですよね。ゆっくりと湯船に浸かりながら、好きな曲をまとめたプレイリストを流す時間は何にも代えられないものがあります。
ただ、バスルームにちゃんとしたオーディオ設備なんて置けないじゃないですか。水に濡れてダメになってしまうし、何より騒音トラブルの元になってしまう。大豪邸に住んでいればいいんですが、こちとらあいにくと小市民ですから。
そこで便利なのが「防水イヤホン」。もちろん普段からイヤホンとしても使えますし、それに加えて入浴中にも音楽が聴けるという、音楽ジャンキーの皆さんにとってはマスト・アイテムだと思います。
今回は個人的に愛用している（してきた）防水イヤホンのご紹介……だけだと寂しいので、入浴中に聴いていただきたい名曲紹介も同時にやっていきます。では、参りましょう。
オススメ防水イヤホン
Anker Soundcore Life P2
Anker Soundcore Life P2（完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth 5.0）【IPX7防水規格 / 最大40時間音楽再生 / cVc8.0ノイズキャンセリング / グラフェン採用ドライバー/Qualcomm aptX™ / PSE技術基準適合】ミントグリーン
今実際に私が使っているイヤホンがコレ。イヤホン・メーカーとしてはかなり定番のAnkerの製品です。
Ankerは他にも色々なモデルがあって、価格帯も様々なんですが、このモデルは比較的安価な部類ですかね。基本的には入浴中に使うことを想定して購入したので、そこまでハイエンドなものでなくてもいいかなと思っています。
で、イヤホンですから一番気になるのは音質だと思うんですよ、どれだけ便利でも音質がマズければわざわざ買う意味ないですからね。
その肝心の音質は……値段相応といった感じでしょうか。まあオーディオ関連はお金をかけだすとキリがない世界ですけど。この価格でこの音質なら十分満足できます。普段使う分にも問題なく音楽を楽しめますし、それに入浴時なら周りがうるさいということもないですから。
一応商品紹介文には「入浴時の使用は想定していません」と断り書きがありますが、防水性はIPX7とかなりの高水準なので何度も何度も水没させるようなことがなければ問題ないかと。
SOUNDPEATS Q35HD
【AAC & APTX-HD対応 IPX8防水 マグネット式充電】 ワイヤレスイヤホン SOUNDPEATS Q35HD 進化版 高音質・低遅延 最大14時間再生 CVC ノイズキャンセリング搭載 Bluetooth5.0 スポーツイヤホン 超軽量 マグネット内蔵 ブルートゥース イヤホン コンタクタ式充電 Bluetooth イヤホン ブルートゥース ヘッドホン サウンドピーツ 【メーカー１年保証】 ブラック
コレは私が初めて入浴中に使うイヤホンとして購入した商品ですね。さっきも言いましたけど、メインで使う訳ではないのでイヤホンとしての品質よりは耐水性重視で選んだ記憶があります。
Anker社製品の紹介の時にもチラッと触れましたが、イヤホンの防水性の指標に「IP○△」というものが使われているんですよね。○の方は防塵性のことなので今回は無視するとして、△の方に入っている数字、コレが防水性を示しています。
1から8まであって、数字が大きくなるにつれて防水性は高くなるんですが、商品リンク見てもらえればわかる通りこのイヤホンの防水レベルはIPX8。最高水準の防水性能です。
この価格帯でこの防水性能ってなかなかないと思うんですよね。ガンガンお風呂で音楽聴きたいって方には結構オススメです。ただ音質に関してはやっぱり安い分物足りない印象もあるので、そこはお財布やこだわりと相談ってことで。
Jaybird VISTA
【Amazon.co.jp 限定】Jaybird VISTA フルワイヤレスイヤホン Bluetooth 防水 防汗 IPX7 ブラック JBD-VST-001BKM 国内正規品 1年間メーカー保証
コレに関しては個人的に持っている、というより個人的に今一番欲しいイヤホンなんですよね。
お風呂でも音楽聴きたいくらいですから、基本的に私は出先でもずっと音楽を聴いているんですが、四六時中イヤホンをつけているとどうしても耳が疲れる訳ですよ。
ただこのJaybird VISTAに関しては重さが6gというまあまあ訳わからない軽量化に成功しているんですよね。バッテリーもかなりもつみたいですし、防水性能も十分とかなり高品質なイヤホンだと思います。
ただ、コレまでに紹介したイヤホンと比べてそれなりに値が張るのも事実で。オーディオ・マニアの人にとってはこのくらいなんてことない価格帯かもしれませんが、さっきも言った通りちっぽけな小市民の私はどうしても二の足を踏んでしまいます。
ただ、間違いなく便利かつハイ・クオリティなイヤホンだと思うのでここで紹介した次第です。いずれは私も購入して使用感を追記できたらいいなと思ってます。
入浴中にオススメの名曲
もしかしたらこっちが本命という方も多いかもしれませんね、というか私もその1人ですが。（イヤホン紹介も真面目に書きましたよ、念のため）
入浴中に聴きたい音楽、というのにもちょっとした共通点があると思っていて、それは楽曲を貫く温度感なんですよね。
例えば一日の終わりに湯船に浸かってゆっくりしたい、そんな時にアイアン・メイデンはちょっとそぐわないでしょ？生粋のメタラーならまだしも私なんかはちょっと胸焼けしちゃいます。
じゃあ落ち着いた曲がいいのかと言うとそうでもなくて、すごく悲しい大バラードも合わないんですよね。聴いているこっちの気持ちも沈んでしまいます。
あくまでリラックスできる、聴いていて心地よさがじんわりと湧いてくる、そういう繊細なナンバーをこそ聴きたくなるんです。今回はそういう楽曲を3つほどご紹介します。
『愛のプレリュード』（原題 “We’ve Only Just Begun”）
まずはこの曲、カーペンターズの『愛のプレリュード』。
名盤『遥かなる影』の1曲目ですね。このアルバムはビートルズの『ヘルプ』のカバーや、表題曲である『遥かなる影』（原題”Close To You”）が有名ですけど、この曲を見落としちゃいけません。
この曲に関しては、もうとにかくカレン・カーペンターの歌声が素晴らしい、コレに尽きます。包み込むような優しさと深み、この最高の歌唱で1日の疲れは流れ落ちてしまいますね。
『フォックス・イン・ザ・スノウ』
続いてはベル・アンド・セバスチャン、通称「ベルセバ」のデビュー作から『フォックス・イン・ザ・スノウ』。
ベルセバってコアな音楽ファンからは無茶苦茶人気ですけど、一般的な知名度は全然ないですよね。もっと有名になってもいいバンドだと思うんですが。
ベルセバの魅力である、寂しげなんだけどもどこか温かい、絹のように繊細で滑らかなメロディ。それがこの曲では堪能できます。この日本人好みのメロディ・ラインはお風呂でじっくりと聴き入りたくなりますね。
『エイリアンズ』
最後に邦楽からも紹介しておきましょう。キリンジの代表曲、『エイリアンズ』です。
もうこの曲は言うことないでしょ。もし日本音楽の名曲ランキングを作るなら、絶対にトップ10には入ってくるであろう完璧な楽曲ですね。
ものすごく澄み切ったメロディを軸に、絶妙なスケール感が楽曲をしっかりと盛り上げつつもメロディを引き立てる。ポップスのお手本みたいな曲ですし、このとろけるような美しさはリラックスするのにはもってこいだと思います。
まとめ
今回は「お風呂でも音楽を楽しもう」というコンセプトで、入浴中にも使える防水イヤホン、そして入浴中にオススメの音楽をご紹介しました。
音楽が素晴らしいという当たり前の事実はおいておいて、それをどう楽しむか、環境だったりツールだったりという部分にこだわるのも一興だと思うんですよね。
音楽の聴き方をアップデートする、なんて大見得を切っているブログですから、単純に音楽を紹介するだけでもつまらないでしょ？今後はこういった記事も投稿していきたいですね。
とにもかくにも、今回紹介したイヤホン、是非是非チェックしてみてください。それでは。
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